リハビリテーション科
概要
リハビリテーション科では、リハビリ専門医師・理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)・看護師・医療相談員などのスタッフが、チームを組んで急性期から回復期リハビリを中心に行なっています。また患者さん一人ひとりの意思を尊重し、要望を把握、理解しながら具体的な目標を立て、患者さんの苦痛を出来る限りやわらげ、日常生活への復帰を一日でも早めるように取り組んでいます。
医師紹介
リハビリテーションとは身体あるいは精神に障害のある人を、身体的、精神的および社会的にできるだけ早く機能的能力を十分に回復させる処置の全てをいいます 私は2018年9月に当病院に着任しました。当科では入院患者さんには急性期リハビリテーションを行っています。急性発症の脳梗塞、脳出血などの患者さん、色々な手術後の患者さん、慢性疾患の急性増悪に伴う安静による廃用症候群の患者さんが主たるものです。外来では外傷、術後退院間もない患者さん、運動器疾患、神経筋疾患(パーキンソン病、多発性筋炎)神経疾患などです。最初は自分で座れなかった患者さんが日々の経過を経て平行棒の中をゆっくり歩かれる姿を見ると感動を覚えます。これもスタッフと患者さん自身の努力の賜物です。リハビリテーションは派手でなく地道な治療ですが、非常に大切で家庭生活、社会的生活復帰に向けた不可欠な治療です。スタッフ一同と一緒に患者さんのために精一杯の努力を続けたいと思います。 |
施設概要・基準
施設概要
約300m²の開放感のある広いリハビリ室で、入院患者さんを中心とした急性期リハビリを展開しています。加療臥床中にある患者さんの円滑な離床から退院までの動作能力の回復を支援します。 また、退院後は法人関連施設に回復期リハビリ病棟・介護老人保健施設・通所リハビリ施設・訪問看護ステーション(訪問リハビリ)などがあり、必要に応じてリハビリテーションが継続されるように連携を図っています。また、2014年8月より新たにがん患者リハビリテーション料の施設基準の認可を受け、がん患者さんに対するリハビリテーションを開始いたしました。
対象疾患は、整形外科疾患・内科疾患・中枢神経疾患・脳外科疾患・神経筋疾患・呼吸器疾患・消化器外科術後・悪性新生物、腫瘍等など、身体機能に障がいをわずらった患者さんに、リハビリテーションサービスを提供しています。
外来リハビリについて
急性期~回復期のリハビリ算定期日内の患者さんに対応しています。
維持期リハビリに関しては、法人介護施設にて介護保険でのリハビリを行っています。
施設基準
脳血管等リハビリテーション(Ⅰ) |
運動器リハビリテーション(Ⅰ) |
呼吸器リハビリテーション(Ⅰ) |
がん患者リハビリテーション |
スタッフ体制
理学療法士(PT) | 11名 |
作業療法士(OT) | 5名 |
言語聴覚士(ST) | 3名 |