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美杉会グループ

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看護部

心温まる看護と環境の提供、自己啓発に努めています

 看護部では、当法人の理念に沿って、「患者さん一人ひとりの気持ちを尊重し、心温まる看護と環境の提供」と「常に自己啓発に努める」ことを目指しています。私たちが行う看護は、患者さんやご家族との出会いを大切に、その気持ちに寄り添い、患者さんが当院に来て良かったと思える看護の提供です。 私たちは、専門職として熟練した安全で確かな技術の実施と地域の方々の要望に応えられるよう、日々業務改善を行い努力しています。また、専門性を極めるだけでなく、様々な分野にも柔軟に対応できる看護師の育成のため、教育に力を注いでいます。

病院の特長

 当院は、京都市と大阪市という2大都市の中間にあり、双方のクリニックや病院からの紹介も多く、小児からお年寄りまで幅広い年齢層がご来院されます。2009年4月に関西医科大学付属病院から経営譲渡され、美杉会グループの1つとして急性期医療を展開しています。美杉会グループの全面支援のもと、京都府のみならず、枚方全域にも強いネットワークがあり介護施設も充実しています。そのため、ホームドクターを持ちながら、当院で専門的な検査や治療を継続しているという患者さまも数多くおられます。ケースワーカーや各施設の看護師と連携体制をとり患者さまやご家族のご要望に応えられるようにしています。

急性期の病院とし看護の質を高める努力

 24時間救急搬送の受け入れや手術等、急性期に対応しています。認定看護師・糖尿病療養指導士・呼吸器療法認定士・内視鏡技師・二次救命認定インストラクター等、資格取得の支援も行い、それぞれの分野で活躍しています。院内教育はラダーによる勉強会や外部講師の招へいなど。院外勉強会にも積極的に参加し、それぞれの職場にフィードバックし勉強する風土が根づいています。

看護師の特長

 新人看護師から経験豊かなベテラン看護師まで幅広く、平均年齢は39歳です。ママさんナースも多く急な休みも気兼ねなく取れ、お互いさまの精神でとてもアットホームな職場です。院内託児所・病児保育等も充実しており、有休消化率は100%です。残業も少なく、みんなで声掛けしながら17時に業務が終了するよう頑張っています。

認定看護師のご紹介

 認定看護管理者とは、日本看護協会の認定審査に合格し、管理者として優れた資質を持ち、創造的に組織を発展させることができる能力を有すると認められた者をいいます。

◆緩和ケア認定看護師
 看護部長 宮城悦美

 緩和ケアはがんの診断がついた時から受けられる、病気が原因でおこる身体や心の苦痛を和らげる医療です。私は緩和ケア外来・緩和ケア病棟を主におき、病院内のがん患者さんやご家族の相談に対応させて頂きます。
 がんと共に歩んでいる間のどの時期でも、ずっと患者さんとご家族が、その人らしく生活できるよう心身の苦痛を積極的に緩和し、患者さんとご家族を支えていきます。 がんが原因の辛い症状、気持ちの辛さ、生活の上でお困りのことがありましたらいつでもお声をかけてください。

 

◆感染管理認定看護師 
 医療安全管理室 看護部長 大西尚子

 認定看護師の役割は実践、指導、相談の3項目です。感染管理において実践とは感染防止策の周知徹底とその確認及びサーベイランスと考え院内、法人内の感染防止策の見直しや改善、マニュアルの作成、管理を行うことです。またターゲットサーベイランスを行い血管内カテーテル関連血流感染、カテーテル由来尿路感染、人工呼吸器関連肺炎、手術部位感染の感染率を把握し感染管理の質の評価も行っています
 その他継続的な啓発活動として「感染管理ミニ勉強会」を毎月行い、この中でポイントを絞り実践に即応した手法を指導しています。
 当法人では、感染防止に関連した個人防護具や手指衛生の実行環境、ワクチンの導入等費用のかかる対策も病院経営者の理解が得られ、この事が職員の意識向上へ繋がり感染率を低い水準で維持できる大きな要因だと考えています。今後も自己研鑽を行い感染管理を提案、実践できる様努力していきます。

 

◆認定看護管理者
 1病棟師長 辻元節子

 職員が自分の仕事に誇りと自信、やり甲斐の持てる職場環境づくりに努めています。また、新人看護師が育つように教育面も充実させるつもりです。今の仕事に就き、当法人の研修や支援によって、管理者としてのスキルをしっかり身につけることができて良かったと改めて感じています。責任は重いですが、自分が持っている力を活かして目標を実現したいと思っています。

 

◆皮膚・排泄ケア認定看護師
 阪口 三佳

 皮膚・排泄ケアの分野は、褥瘡や下肢創傷等の創傷管理、ストーマ保有者に対しての専門的なスキンケアと排泄管理、排泄障害を伴う患者さん及びリスクがある患者さんに対してのスキンケアや排泄管理と大きく3つに分けられています。
 院内での褥瘡管理をはじめ、ストーマ保有者に対しての相談を、外来を通じて対応しています。皮膚・排泄ケアの実践を通し、看護職者への指導や相談、また褥瘡予防への支援を職種間問わず行っていきたいと考えています。
 近年、在宅医療を推進されていますので、多職種で連携し、在宅での困りごと等の相談も対応していきたいと思っています。

 

◆慢性呼吸器疾患看護認定看護師
 宮西 忍

 慢性呼吸器疾患とは、COPD・気管支喘息・間質性肺炎など、気道や肺などに慢性の症状が持続する疾患になります。慢性呼吸器疾患は、地上にいながらも溺れるような息苦しい苦しみを感じ、その耐え難い苦痛を抱えながら生活されています。療養には、内服管理・吸入・感染予防など、日常での自己管理が重要です。自己管理ができることで増悪を予防しその人らしい生活を送ることができます。そのため、その人らしい生活が送れるように自己管理について援助していきたいと思います。また、慢性疾患は、安定期、増悪を繰り返しながら終末期を迎えます。病期に合わせた看護の提供、家族への援助を行い、疾患と上手く向き合いながら生活できるように支援していきたいと思っています。

 

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