撮像画像
64列128マルチスライスCT
2025年5月にPhilips社製、次世代型CT装置「CT5300」を導入しました。
AI技術を駆使し、従来のCT技術の限界を超える性能を実現しています。
AIを用いた自動ポジショニング「Presice Position」
手動での位置決めと比較して、位置合わせ精度が向上し、ポジショニング時間が短縮しました。また、検査直前までコミュニケーションをとったり、状態の悪い患者さんへも迅速な対応が可能となりました。
高画質と低被ばくを両立するAI技術「Precise Image」
CT 5300の中心的な技術である「Precise Image」は、従来技術と比較して飛躍的な低線量化を実現しながら、高画質の画像再構成を提供する画期的なAI技術です。
この技術は、従来のFBP法では対応できなかった低線量スキャンにおいても、画質の劣化を最小限に抑え、80%の線量低減、85%のノイズ低減、60%の低コントラスト検出能の向上を実現しています。
ノイズ低減により末梢血管の分解能が向上しました。
心臓の動きの補正をするAI技術「Precise Cardiac」
さまざまな心拍に対応し、冠動脈の動きによる影響が補正されます。
金属アーチファクト低減画像再構成「O-MAR」
O-MARは体内金属による影響を低減できる技術で、Precise Imageと組み合わせることにより、さらに診断の精度が上がります。