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Vol.10
骨密度測定してみませんか!

骨密度測定してみませんか!

 女性は50歳、男性は70歳を過ぎると5人に1人の割合で骨粗しょう症になると言われています。骨粗しょう症は単なる加齢現象であり病気ではないと思われているかもしれませんが、将来起こり得る骨折を予防するために治療が必要な病気です。女性が若くから骨粗しょう症になりやすいのは50歳前後の閉経により骨吸収を抑制している女性ホルモンが減少するためです。閉経後の約10年間で急速に骨密度が低下してしまいます。女性もそうですが男性はさまざまな病気や薬物が原因となり骨粗しょう症を発症することが多いです。代表的な病気は関節リウマチ、糖尿病、腎不全、副甲状腺機能亢進症、消化管の術後、血液の癌などで、代表的な薬物はステロイドです。65歳以上でステロイドを3ヶ月以上使用する場合はステロイド量に関わらずステロイド性骨粗しょう症を予防するため治療が必要になります。前立腺癌や乳癌に対するホルモン療法によっても骨粗しょう症になる可能性があります。

 骨粗しょう症と診断するには骨密度測定が必要になりますが、過去に転倒により大たい骨の付け根の骨折と背骨の骨折をしたことがあるかたは骨密度の測定結果に関わらず骨粗しょう症の治療が必要です。その他に転倒により手関節、腕の付け根、骨盤、脛の骨を骨折した場合も骨粗しょう症である可能性が高いですので骨密度測定されることを強く勧めます。骨密度は手やかかとで測定することが多いですが、かかとでの骨密度測定はスクリーニングとして利用いただき、最終的には腰と大たい骨で精査をして骨粗しょう症かどうかの診断を受けていただくのが理想的です。当院の骨密度は腰と大たい骨で測定しており治療開始後の薬剤の効果を判定するにも優れた検査機器です。検査の予約枠を午前9時からに大幅に拡大しましたので予約外でも当日に受けていただきやすくなりました。仰向けになっていただき約10分で終わる検査になります。ぜひ骨密度検査を受けてみませんか。