「新型コロナウイルス感染症」の流行が続き、4月7日には「緊急事態宣言」が出されました。 「不要不急の外出自粛」が求められ、なんともストレスの溜る生活が強いられております。 当デイケアセンターは、スタッフの就業前検温・利用者さんの入室前検温・手洗い・頻回な室内換気など、感染予防に十分に気を付けながら、慎重にサービスの提供を続けておりますが、通所されている利用者さんの中にも、感染を恐れてデイケアを長期的にお休みされている方がたくさんいらっしゃいます。 最近、「コロナ疲れ」という言葉をよく耳にしますが、外出自粛が長期化し、自宅に閉じこもっている期間が長くなると知らず知らずのうちに心身にストレスがかかって、体の調子がくるってしまいます。 また、デイケアを長期的にお休みされる利用者さんは体を動かす機会が少なくなり、立つ・座る・歩くなどの「基本的動作能力」や食事を摂る・トイレに行く・服を着替える・お風呂に入る・階段を昇るなどといった「日常生活動作能力(ADL)」の低下が予測されます。 そこで今回、お休みされている利用者さんに対して、リハビリスタッフが個別に運動プログラム冊子を作成し、ご自宅へ配布する取り組みを行いました。冊子には、個々の利用者さんに適した運動メニューを写真付きで載せ、「運動方法」・「回数」・「実施時の注意事項」などを解説しました。 配布させていただいた利用者さんや御家族からは、「コロナで気が滅入っていたけど、また運動する気が出てきた」、「早くデイケアに行きたくなってきた」などと報告の電話を頂きました。 今後は「オンライン授業」まではいきませんが、自主トレメニューの動画作成・提供等も企画していきたいと考えております。
今年の年明けから、デイケア室の裏手に畑づくりの準備を始め、4月27日に、ようやく夏野菜を植えることができました。 利用者さんが歩行練習のついでに水をやったり、自主トレーニングの合間に成長を眺めたりされています。収穫できるのは7月くらいでしょうか?スタッフも利用者さんも非常に楽しみにしています。