Vol.6
介護コラム~移乗ボード編~
腰痛予防からできる質の高いケア
介護現場では、利用者さんの生活の中で様々なケアが行われています。そんな生活の中で多くの移乗介助場面がありますが、私たちの行っている介助方法は、安心・安楽を求めている利用者さんにとって最善の「ケア」でしょうか。
介護の仕事をされている方にとって“腰痛”は、大きな課題として挙げられます。福祉用具を活用することで介護負担が軽減され、介護者にとっての「安全」を保つことができます。腰痛予防は、介護者にとっての対策ですが、実はケアを受ける利用者さんにとっても、大きな恩恵が受けられます。
そこで、この介護コラム LETS介護 では、腰痛予防に有用な福祉用具の紹介にとどまらず、実際に使用される利用者さん側の気持ちに寄り添い、利用者さん・介護職員お互いにとってより良い「ベストなケア」について考えていきます。
福祉用具を活用して、滑らせる介護へ
今回は、ベッドからストレッチャーへ移乗する際に有用な福祉用具をご紹介いたします。
抱えて行う介助 実例
・腰を痛めない看護・介護より引用
利用者さんと介護職員の声
お互いの負担と不安を解消する福祉用具「ラクラックス」
ラクラックスを活用して、抱え上げる→「滑らせる介護」へ
ラクラックスを使用している利用者さんと介護職員の声